SNSで気になる投稿を見つけたときや誰かにフォローされたとき、あなたは相手をすぐにフォローしますか。
まずはプロフィールを確認してから、フォローするか判断する人も多いのではないでしょうか。
今回はSNS利用者500人を対象に、「SNSのプロフィールチェック後にフォローを見送った理由」についてアンケート調査を実施しました。
- 調査対象:SNSを利用している人
- 調査日:2026年1月15日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女性343人/男性157人)
- 回答者の年代:10代 1.4%/20代 20.6%/30代 39.6%/40代 22.6%/50代 12.6%/60代以上 3.2%
SNSをフォローする前にプロフィールをチェックする人は90.4%

SNSを利用している500人に「SNSをフォローする前にプロフィールをチェックするか」を聞いたところ、「チェックする」と回答した人が「ほぼ毎回(60.8%)」「たまに(29.6%)」を合わせて、90.4%でした。
9割以上がプロフィールをチェックしてからフォローしていることがわかりました。
SNSでアカウントをフォローすることは、相手とつながることを意味します。
また、自分が特定のアカウントをフォローしていることはオープンな状態で、他のユーザーの目にも触れますね。
そのため、トラブルにならない相手かや、社会的に見てつながりをもつことが妥当とされる相手かをチェックしたいのだと考えられます。
つまりフォローされたからといって、相手がどんな人かを気にせず自動的にフォローを返す人は少数派と言えます。
男女別に集計すると、以下のような結果となりました。

ほぼ毎回チェックする人の割合は、女性のほうが男性よりも10ポイント以上多くなりました。
女性のほうがSNSでのフォローに関して警戒心が高く、相手をしっかりチェックしたい意識が強いと推測できます。
SNSのプロフィールチェック後にフォローを見送ったことがある人は82.0%

SNSのプロフィールチェック後にフォローを見送ったことがある人は、「よくある(32.8%)」「たまにある(49.2%)」を合わせて、82.0%でした。
SNSアカウントのプロフィール欄が、「相手にフォローをためらわせてしまう要因」になりうることがわかります。
男女別に集計すると、以下のような結果となりました。

「よくある」「たまにある」と答えた人の合計は、男性で77.7%、女性で83.9%となりました。
女性のほうが、プロフィールをチェックしたうえでフォローをやめることがやや多くなっています。
女性は男性に比べてフォロー前にプロフィールチェックする人も多かったので、結果としてプロフィールを見てフォローをやめる人の割合も多くなったのだと考えられます。
男性がSNSのプロフィールチェック後にフォローを見送った理由1位は「収益目的だと感じた」

男性がSNSのプロフィールチェック後にフォローを見送った理由の1位は、「収益目的だと感じた(29.3%)」でした。
2位「雰囲気が好きではない(26.1%)」3位「発信内容が自分に合わない(14.6%)」が続きます。
「どんな目的のアカウントなのか」「発信内容が自分に合っているのか」など、発信姿勢やスタンスを慎重に確認している様子が伺えます。
また投稿内容に加えて、文体や発信者の考え方といった「雰囲気」も重要視されていて、人と人がつながる場所だからこそ、プロフィールで伺い知れる「人柄」や「安心感」が大切になることもわかりました。
1位 収益目的だと感じた
- マルチ系など、なにかに勧誘されるかもしれないと感じたため(20代 男性)
- LINEに誘導リンクがあるアカウントをフォローしたら、何度もDMが来てLINEの登録を勧誘されたので、LINEや外部サイトのリンクがあるアカウントは見送ります。自社サービスのリンクだったら気にしません。あとは、プロフィール内容が副業・投資系も見送ります(40代 男性)
- 宣伝や広告のみであればフォローを見送ります(50代 男性)
1位は「収益目的だと感じた」でした。
「ビジネス色が強い」あるいは「何かを売ることが主目的のように感じられるアカウント」に対しては、距離を置きたいという意識が強く見られました。
具体的には「外部サイトへのリンクがある」「副業や投資関連のプロフィールになっている」などが挙げられています。
SNSでの収益化自体が問題なのではなく、「勧誘や売り込みが前面に出すぎていること」「広告・宣伝や勧誘DMがしつこいこと」などが嫌がられています。
過去に嫌な思いをして、ビジネス目的のアカウントを避けている人もいました。
2位 雰囲気が好きではない
- 自分の主義思想と合わなそうだったから(20代 男性)
- 基本的に趣味でSNSを楽しんでいるため、自分の趣味と合わなそうならフォローしません。また趣味があっていそうでも、プロフィールの文面に攻撃的なものが見えるならフォローを見送ります(30代 男性)
- 極端で過激なプロフィールの場合は、フォローしてから揉めそうなのでフォローしない(60代以上 男性)
2位は「雰囲気が好きではない」でした。
具体的には「特定の思想を強調したり排他的だったりなど、過激で極端なプロフィール」に違和感をもつ人が多くなっています。
価値観が合わないアカウントをフォローすると、投稿内容を目にするたびにストレスを感じる可能性も。
また、のちのち些細なことからトラブルになるかもしれないという不安も生まれます。
SNSを気軽に交流を楽しめる場所と考えられなくなってしまうので、雰囲気が好きではないアカウントは避けたくなるのですね。
3位 発信内容が自分に合わない
- 1つの投稿が気になってプロフィールを確認しましたが、他の投稿内容が気になった投稿とあまり関係しておらず、アカウントの方向性がわかりにくいと感じたため、フォローを見送りました(20代 男性)
- 趣味関連のSNSアカウントをフォローするのですが、自分が求めているコンテンツの情報を発信していないときは、フォローを見送るときがあります(30代 男性)
- プロフィールを見た際に、発信内容が自分の興味や目的と合わないと感じた場合(60代以上 男性)
3位は「発信内容が自分に合わない」でした。
興味をもった投稿と、プロフィールから受ける印象に一貫性がない場合には、フォローしない人も多くなっています。
興味のある投稿があったのはたまたまと感じられるからです。
情報収集目的でSNSを使っている人の場合には、「投稿の一貫性」や「プロフィールと投稿内容の一致」の重要度が高まると考えられます。
そのため、プロフィールで発信テーマやスタンスを簡潔に示すことで、安心してフォローしてもらえる可能性が高まります。
4位 詐欺の危険性を感じた
- 怪しいURLがついていたり詐欺まがいなことをしていることが多いアカウント。また著名人の偽物アカウントなどもフォローを見送ります(20代 男性)
- 少し怪しい感じがしたとき(50代 男性)
- 詐欺被害などリスクがあると感じたため(50代 男性)
4位は「詐欺の危険性を感じた」でした。
SNSを利用した詐欺も多いため、「詐欺かもしれない怪しいアカウント」は警戒されます。
例えば、怪しいリンクや著名人を装う雰囲気などが、警戒するポイントとして挙げられました。
「怪しい」と思われないためには、プロフィールで「リンクの用途を明確にする」「アカウントの目的に応じて、身元を可能な範囲で明らかにする」といった工夫が必要です。
5位 出会い目的だと感じた
- 「アーティストの応援アカウント」と見せかけた「出会い系サイトの勧誘アカウント」の可能性が高い場合は、トラブルに巻き込まれる可能性があるから(20代 男性)
- 大人の性的なアカウントだったり、相手のフォロワーさんに好きではない人がいたりしたら見送ります(40代 男性)
- アダルトや営業と思われるアカウントはフォローを見送ります(50代 男性)
「出会い目的だと感じた」が5位です。
出会い目的だと判断する要素としては、プロフィール文面のほかアイコンの画像も挙げられました。
出会い目的のアカウントは、トラブルや不快な体験につながる可能性が高いと認識されています。
また「アダルト要素が強いアカウントをフォローしていることは、他のユーザーに見られたくない」という心理も働くと考えられます。
女性がSNSのプロフィールチェック後にフォローを見送った理由1位は「収益目的だと感じた」

女性がSNSのプロフィールチェック後にフォローを見送った理由の1位は「収益目的だと感じた(37.0%)」でした。
2位「雰囲気が好きではない(26.2%)」、3位「発信内容が自分に合わない(20.1%)」までが20%以上で続きます。
1位は男性と同じ「収益目的だと感じた」ですが、答えた人の割合は男性より多くなっています。
女性は男性に比べて、より「宣伝や勧誘目的のアカウント」に拒否感をもちやすいと言えます。
また男性のランキングで上位に入らなかった「知らない人だった」がランクインしているのも特徴です。
プライベートなアカウントは鍵付きで、リアルの知り合いのみと交流する目的で使っている女性も多いことが伺えます。
1位 収益目的だと感じた
- 自分に興味があってフォローしてくれたのではなく、他ジャンルの宣伝としてなのがわかった(20代 女性)
- オススメに出てきておしゃれな雰囲気だなと思ってプロフィールを見ると、商品のリンクがいくつも貼ってあり、業者っぽい人が多いから(30代 女性)
- オンライン講習の受講を勧める内容だったから(50代 女性)
1位は「収益目的だと感じた」でした。
男性同様に、女性でも収益目的や勧誘目的のアカウントは避けられやすい傾向にあります。
フォローされたのでフォロバしようと思ってプロフィールをチェックした際、営利目的と感じることで、フォローをやめたケースも。
「純粋な交流目的」や「お互いの発信内容への興味関心」ではなく、営利目的であることにがっかりしてしまう様子が伺えます。
2位 雰囲気が好きではない
- 特定の界隈において、地雷など苦手なものが多い人だった場合(20代 女性)
- トラブル回避のため、特定のワード(個人情報オープン、ヘイト文、思想強め)があったら関わらないようにしている(30代 女性)
- 文体やテンションが自分には合わないと感じたから(40代 女性)
2位は「雰囲気が好きではない」でした。
偏った思想や人を傷つける主張など、トラブルの火種になりやすい要素を事前に避ける姿勢が見られます。
また「避けたいものや苦手なものが多いユーザー」に対して、自分が気を遣う必要が生じるためにフォローを避けるケースも。
些細な内容にも極端な反応を見せる相手だと、フォローしたあとに意図せず対立してしまったり、トラブルに巻き込まれたりする可能性があるからです。
また発信内容だけではなく「文体や絵文字の使い方」から感じる人柄やテンションに対して、自分とは合わなさそうという違和感をもち、避ける人もいました。
3位 発信内容が自分に合わない
- 好きなアニメのイラストを投稿していたのでフォローしようとしたが、いろいろなジャンルを投稿している雑多アカウントだったから(10代 女性)
- たまたま流れてきた投稿が自分に合っていただけで、他の項目は合わなさそうだったため(20代 女性)
- 投稿内容が自分の興味のあるジャンルと少し違っていた(40代 女性)
3位は「発信内容が自分に合わない」でした。
「たまたま流れてきた1投稿が好みだっただけ」というケースが多く挙げられました。
フォロー前にはプロフィールや過去投稿など、アカウント全体の方向性を丁寧に確認している女性も多いのですね。
個人が日々の出来事を発信していると雑多な内容になりやすく、特定の情報や特化型ユーザーを求めている層には刺さりにくいとわかります。
ターゲットがはっきりしているなら、発信内容を絞ったうえで、プロフィールでもメインで扱っているジャンルをわかりやすく書いておくとよいでしょう。
上記のような工夫をすることで、プロフィールを見に来てくれた人が抱いている期待とのズレを減らせます。
4位 詐欺の危険性を感じた
- 文章が胡散臭かったから(20代 女性)
- 海外の詐欺っぽいアカウントがよくあるから(20代 女性)
- 投資詐欺の疑いをもったから(30代 女性)
4位は「詐欺の危険性を感じた」です。
詐欺やなりすましなどが疑われるアカウントは、当然避けるという人も多くなっています。
怪しさを感じるポイントとしては「日本語が不自然」「素性がわからない」などが挙げられています。
「うまく説明できないけど、怪しいアカウントだと思ったら避ける」という声も多く、直感的にフォローをやめている女性もいました。
5位 知らない人だった
- 仲の良い人だけにしたいから(20代 女性)
- 知り合いのみフォロー承認しているので、知らない人だとフォローを見送っている(30代 女性)
- フォローしてきた人に連絡先を直接教えた覚えがないうえ、間に共通の知り合いがいない人や、知り合いがいてもフォローしてきた本人との面識がないときは、フォローを見送ります(30代 女性)
「知らない人だった」が5位です。
SNSを「世界に開かれていて、知らない人とも交流できる場」というより、「信頼できる人同士のコミュニティ」として使っている女性もいます。
上記のような場合には、面識がない人や共通の知人がいない相手をフォローすること自体に、拒否感が生まれるのですね。
知人以外はフォローしないと決めている人に対しては、どう工夫しても、リアルな知り合いでないとフォローしてもらえる可能性は低くなります。
またリアルな知り合いから怪しまれないためには、相手にわかってもらえるようプロフィールを書くことが重要です。
まとめ
男女ともに、プロフィールを見てSNSアカウントをフォローするかどうか決めている人が多くなっています。
プロフィールをチェックするのは、「安心して関われる相手かどうか」「自分の目的や価値観に合っているか」を知るためです。
収益目的のアカウントや怪しいアカウント、関わるのに気を遣いそうなアカウントだと思われると避けられ、フォロワー数は伸びにくくなってしまいます。
SNS運用においてフォロワー数を増やしていくためには、投稿内容だけではなく、「透明性が高く、投稿内容とも整合性のあるプロフィール」の作成が重要です。
